■動画
1:24:27あたりから登場します。
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セビージャの「春祭り」がつとに有名で、ガイドブックなどで紹介されいるから観光客も一番多く訪れるのですが、そのお祭りで着るドレスを着用して「春祭り」につきもののセビジャーナスを踊りました。日本でいうと花笠音頭みたいなもので、とくにフラメンコを習っていない人も踊れる曲です。
たいがいのフラメンコ教室でこの曲をまっさきに教えます。フラメンコ特有のテクニックを使わなくても踊れるので手ごろなため、振りを覚える記憶を鍛える目的もあって壁打ちのような基礎練ばかりでもつまらないですからこの曲を教えます。それと、このようにちょっとしたイベントで踊られることが多いので踊る機会が多いのです。がっちがちのフェリア的テイストで踊っているグループもありますし、まったくの創作で踊ったりもしています。
お嬢様がたが「寒い、寒い」とうるさく（苦笑）、楽屋にあった従業員の仮眠用とおぼしき毛布を膝にかけて「おこた」状態になりました。この人たち時間になったらちゃんと「おこた」から出てくるのか？ すごく不安になりました。
先生の心配をよそに踊って楽屋にもどってまいりました。動画でも大画面で見ればそこそこわかりますが、こんな衣装を着ていたのです。
とりわけわたしの着た衣装。ほぼ全面刺繍。刺繍糸はシルクと相場が決まっているので、振袖くらい重いのです。
楽しそうでなにより。踊りは4分弱で終わってしまったのですが、そのための身支度にとっても時間がかかるのです。そりゃぁもう写真撮りまくりです。