フラメンコ教室

miyuki del mar

■宇津恵タブラオデビュー

2022年3月3日(木) 恵比寿サラ・アンダルーサ
(踊り)河内さおりさん、稲沢静さん、上原桃子さん、森下真沙さん、宇津恵
(唄)許有廷さん
(ギター)北岸麻生さん、蒲谷照雄殿

サラ・アンダルーサはショーの最中の撮影はNGなので終演後のグループショットのみです。

というのもつまらないので撮影OKタイムになってから流し撮り。

みなさんに面倒をみてもらう恵さん(ほっこり)。密集隊形になるのでバタ・デ・コーラの尻尾を踏まれてしまうし、踊り手は「撮影のときバタは美しいポジションにあったほうがいい」と刷りこまれているので他人のバタだろうとあたりまえに手を貸してくれます。
■コラム

 恵さんはそこそこの期間ほかのお教室でフラメンコを踊っていて、お師匠さんが高齢になって教室を閉めたのを期に教室を探してウチの教室に入門しました。それなりにキャリアがあるのですがタブラオに出演したことがないとのことだったので、そういつまでも踊れるものではなし、せっかく若い先生(ってほどでもない(涙))について今時フラメンコ界にアクセスできる環境に移ってきたわけですから、こういうところに出演するのもフラメンコの愉しみの1つとして出演を薦めました。
 ですが、本番向けの練習をするにつれ本人がすっかり委縮してしまいまして、、、。普段、生音で練習する機会がありませんし、自分の所属するグループ内で踊るわけではないアウェイ環境に図々しくいられるほどメンタル鈍くもなく、日に日に弱音を吐くようになっていきました。いきなり外部に出しても大丈夫な人も一定数いますが、恵さんみたいなパターンはわりに普通です。慣らし練習で自分自身でもびっくりするくらい踊れなくてもそんなモノだけど案外本番は大丈夫と思っていたので、そしてその通りだったのですが、こればっかりは経験してみないとわからないので「エンサージョなんてそんなもんよ」と何度言ってもまったく効果ありませんでした。あんまり日に日にしぼんでいくので「余計なコトをしちまったか!?」とわたしのほうが後悔しはじめてきました。
 出番寸前までそんな感じだったのですが、踊り終わったら「すごく不安だったんですけど、また踊りたいと思いました」と言ってくれました。けっこう全力サポートしたのでわたしに気を遣って言ったのか? 本心だったのか? 定かではないのですが、本心だと思いたいです。ちなみに本番はよく踊れました。普段の稽古でデキのよかったときくらいの踊りを踊れていたのでわたしは満足です。
 あと、個人的に久々にショーを見られて楽しかったです。コロ助があって外出を控えている中なのでかなり久々のタブラオでした。


なんでもいいけど、自販機ある~。サラにはクルシージョ受講のためにちょいちょい訪れるのですが、スタジオ入りまえに飲み物を確保しておかないとちょっと距離のあるところの自販機までいかなくちゃならなかったのですよ。真夏のクルシージョとかで死にそうに喉が渇くときはなかなかキツいものがあり、、、。植え込みを撤去して自販機置いたんですね。素敵です。年中ここに出入りしている人が「もう随分まえからあるわよ~」と言っていたけれど、コロ助があって2年くらい行ってなかったので知りませんでした。

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